ZONDA グリスアップ
フロント

Posted by in Maintenance, メンテナンス

去年の5月に購入してから何にもいじってなかったZONDAのハブをグリスアップすることにしました。今回はフロントを。参考にしたサイトは以下です。

 

1.準備

最初にどれくらい回るのか確認しました。メンテして回転渋くなったら悲しいので。自転車ひっくり返してホイール回しました。約1分13秒。ひとまずメンテ後はこれを上回るのが最低限の目標。

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で、ホイール外して必要そうなものをまとめました。

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  • ZONDAフロント
  • マイナスドライバー
  • グリス(モーガンブルー)
  • ウェス
  • ZONDAマニュアル
  • アーレンキー(HOZAN)
  • パーツ洗浄トレイ
  • iPad

さっそくいらなかったのがZONDAマニュアル。分解に関する情報はないのですぐしまいました。写真の道具に加えてパーツクリーナをベアリングの洗浄に使いました。

今回利用したグリスはこれです。カンパグリスを再現しましたとかいう響きにつられて購入。シマノのプレミアムグリスやらフィニッシュラインのテフロングリスやらAzのウレアグリスやらで比較したら面白いかもしれませんが、そんな時間もなく。

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2.分解

では分解していきます。まず、5mmのアーレンキーを2本使ってエンドキャップ(で良いのかな?)を外します。アーレンキーはHOZAN愛用です。真夏のサイクリングで携帯してたら汗で錆びてしまったので2セット持ってます。錆びてしまったのはサビ落として携帯用。新しいのは家用です。

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左が外すところです。右側に外すエンドキャップがありますね。右手のアーレンキーを下にギュッとかなり強めに押すとガキッと外れました。反時計回りで緩むってことですね。真ん中が緩んだエンドキャップ。スペーサーがあるので無くさないようにしてください。マニュアルにも「While removing the end cap, make sure you do not lose the spacer.」と書いてあります。実は私はこのとき気づかずに、外したときに見失っていました。なので右側の写真にスペーサーがありません(笑)

次に2.5mmのアーレンキーを使ってアジャストメントリングナットとかいうのを外します。

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2.5mmアーレンキーは左の写真のようにネジを緩めるだけです。逆側に出ているシャフトに5mmアーレンキーを突っ込んで手で固定すると良いです。ネジを緩めると真ん中の写真のようにリングナット自体を緩ませられるようになります。あとは手で緩めて外せます。後々わかったんですが、このナットが重要なんですね。アジャストメントってあるくらいだし。

外したあとです。わりと綺麗なもんですね。ま、そんなに長いこと使っていたわけじゃないし、当然といえば当然。

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で、こっから厄介なコーン外しです。コーンは長いことリングナットに押されていたので結構固くはまっています。逆側からシャフトを引く、もしくは上の写真の側からシャフトを押すと抜けるらしいですが、最初は硬くて動きませんでした。写真にあるように一箇所だけ割があるのでそこをマイナスドライバーで「軽く」抉りながら、逆側からシャフトを引いたら緩みました。抉った後に撮った動画なのでイメージレベルでしかないですがこんな感じです。

緩んだら、アルミのスペーサーみたいなコーンとアジャストメントコーン(玉押し)を外します。

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左が割が入っていたコーンで、中がコーン外したあとで、右が玉押しですね。玉押しにはグリスが当然ながらですが付いてました。

次は逆側からハブシャフトを外します。まずプラスチックのカバーを外します(写真左)。これは手で外れます。無茶しない限り割れはしないと思いますがパキッと外れるので少し怖いです。カバー外せばシャフトは手で抜けます(写真中央、右)。あんまりグリス付いてないなってのが初見のイメージでした。

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こっから両側のベアリングを取り出します。まず、ベアリングの手前にあるシールを外します。カンパのマニュアルにはgrease shieldって書いてありますね。ドライバを使ってテコの原理で外すんですが破損しないように注意する必要があります。あまり細いドライバでやるのは怖かったんで幅広のマイナスドライバを使いました。幅広の方が力が掛かる点が分散できるかなと思った次第です(写真左)。シールを外すとベアリングが見えます(写真中央)。白いグリスがベアリングの脇にちょっと付いてるくらい?少なくない?と思ってしまいました(写真右)。

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逆側も同じ手順でベアリングを取り出せます。ここまでで分解は終了です。

3.グリスアップ〜組立

外した部品です。まだ古いグリスが付いているのでふき取ったり、クリーナで綺麗にします。

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ホイール側にもグリス付いてるんで拭き取りました。

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で、古いグリスふき取っているときに目に入ってきたものがあります。これがエンドキャップ外しているときに気づかずに転がっていたんですね。危ない。

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ま、見つけたときは

なにこれ?こんなスペーサあったっけ?

マニュアルサイトを見てスペーサの所在を確認しましたww 8番で一安心。

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で、部品も全部揃ったんで綺麗にして再度確認。ベアリングは左右ともに15個ですね。リングナットのネジは外さない方が良いみたいです。私は外してしまったんですが。。。

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改めて新しいグリスを塗っていきます。初お目見え、モーガンブルーのカンパグリス。

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シマノのプレミアムグリスよりはるかに柔らかいです。当たり前か。あれは固すぎる。Azのウレアグリスと同じくらいかな。リテーナにグリスを塗って、一玉一玉グリスの付いた手でリテーナにはめました。で元の位置に。

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で、つぎに白いシールをはめ直すんですが、これが今回の中で一番難しかったといっても過言ではないです。ただ押してもハマらない。力入れすぎると破損しそう。色々情報集めて最終的にこんな形に。IMG_0546

これはすでにはめた後の状態ですが、1箇所が銀色の縁内に収まった状態でアーレンキーで軽く押さえました。その状態で反対側を指でぎゅっとはめると反対側が縁に収まります。で、後は収まっていない両脇を指でギュッギュッと押していけばはまります。1箇所押さえた状態で押さないとシールが動いてしまってうまく力がかからずはまりませんでした。

では、元に戻していきます。シャフトにグリスを塗って(写真左)、はめて(写真中)、蓋をします(写真右)。

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反対側です。玉押し入れて(写真左)、アルミコーン入れて(写真中)、リングナットで閉じます(写真右)。

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で、リングナットなんですが、これをねじ込みすぎると当然玉押しが強く押されてしまいます。そうすると回転が渋くなってしまうわけで。かといって緩すぎるとガタが出てしまいます。WH9000-C24-CLみたいなデジタルアジャストじゃないので、自分で適切な位置を定める必要があります。WH-R501をハブレンチでバラしていた頃が懐かしい。ま、位置は色々な位置で留めてみて、回転を試してみるのが一番でしょうね。

当たり前ですが、リングナットについているネジはシャフトにリングナットを固定するためなのでこれは回転には関係ないです。

で、完成です。

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回転時間は1分37秒に伸びました。最低限はクリア。でも2分行かせられないかなー

次回はリアをグリスアップする予定です。リアはフリーが付いてるのでまたちょっとやり方が違いそうですね。